一人医師医療法人とは

  一人医師医療法人とは、医師(歯科医師)が常時一人または二人で勤務する診療所を開設する医療法人のことをいいます。

  この制度は、医療経営と家計、医業所得と給与所得を分離することにより、医療事業に係る経営の合理化や組織の適正化を図るとともに、地域社会で初期診療という重要な役割を担っている診療所機能の充実を図ることを目的としたものです。

  法人化のメリットを考慮して、個人診療所の法人化を検討されている際には、一人医師医療法人も検討の一つとしてみてはいかがでしょうか。

一人医師法人の設立要件【人的要件】

@ 理事

理事長(原則として医師に限る※)1名

理事2名以上

※理事長職に医師を配置しなければならないという条件は、過去5年間にわたり経営が安定的におこなわれているなど一定の条件を満たしている場合は緩和される場合があります。

 

A 監事

1名以上(ただし、その医療法人の理事又は職員以外のものでなければならない)

 

B 社員

社員総会の決議の関係上、社員は3名以上必要(理事が兼任することも可能)

一人医師医療法人の設立要件【財務的要件】

@  資産と負債・出資金のバランスが保たれていること。

A  換金性の高い預貯金などを2か月以上運転資金として保有していること。

B  病医院の土地、建物は法人化によって、医療法人が所有すること。

※ただし、賃貸借契約が10年以上である場合には、賃借でも可。


 

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