病医院経営強化プロセス

  病院経営強化のためには、PDCAのサイクルに照らし合わせながら経営活動をおこなう必要があります。

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計画/Planning

P』プランニングでは、前年度実績を数値化し予算組みをおこなうことで、これに基づいた事業計画、資金計画、収支予測をおこないます。そのためには、まず各期の実績をしっかりと数値におとしこむ必要があります。病院経営に求められる会計・税務活動は、適正な納税のみをおこなえばよいのではなく、正確な会計帳簿を作成することで、短、中長期的なビジョンを明確化することにあります。

実行/Do

D』実行では、策定した計画をもとに事業を展開していきますが、会計においては月次決算をおこない毎月の収支を確定させて、その時々のリアルタイムでの経営状況を把握していきます。月次決算をおこない毎月の数字を固めることによって、策定した計画と会計帳簿を照らし合わせて業績の検討や、計画数値の再考、決算に向けた戦略的な対策を講じることが可能となります。また月次決算は、経理担当者だけに任せておくのではなく、病医院の経営者も決算数値を把握しておくことが重要となります。

検証/Check

『C』検証の段階までくると、毎月の月次決算の積み重ねによりスムーズな年次決算がおこなえますので、決算業務に多くの時間を費やす必要がなく、予算と実績の差異分析と経営成績の来期末予測から来期の展望(計画)が明確になります。この段階で必要な病院経営上の資料となりうる正確な会計帳簿は、日々の証憑類の整理・保存、会計処理の自計化、並びに月次決算業務によりすでに作成されています。経営数値の正確な検証と、実行可能性の高い次期事業展望を策定するためにも日々の積み上げが必要となります。

 また、正確な会計帳簿の作成は、経営活動上のボトルネックを見つけ出すことにも役立ちます。ボトルネックを見出し、これを改善していくことで病院経営強化、安定化へとつながっていくのです。

再実行(改善)/Action

A』再実行(改善)では、C検証で行われた経営数値を用いて、そこから策定された来期病院経営計画により、事業を遂行する一方で、洗い出された経営上のボトルネックの改善を実行していきます。ここで紹介した病院経営のPDCAサイクルにより徐々に経営活動がブラッシュアップされていきますので、これの積み重ねによって病院経営の強化が図られていくことになります。

 PDCAのサイクルを行うために必要となる、正確な会計帳簿作成が作成されているかの見直しをおすすめします。

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